ボツ案(その2)

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タフィは特に厳しく躾けた記憶もないのだが、
我が家にやってきたその日からシートの上で用を足していた。
ここ2年くらい、おねしょをしていないし、トイレの場所を間違えた事がない。
なんていい子なんだ!

・・・。と書こうと思った矢先、週末にやられました。しかも布団の上・・・。
本当に珍しい事で、こっちが驚いちゃった。
まあ、人間の子供でも間違えるんだから、犬でも間違える時あるよね(w

犬もやはり春は眠いのだろうか。
とうちゃんは花粉で目がかゆいよ。

で、前回の記事で仕事の事書いたので、久々にそのボツ案やろうかな、と。
若い方々やCIに興味のある方の参考になればと思います。

製作時間は、オファーを頂いてから3週間くらいだったと思います。
いつも製作期間の半分くらいは、頭の中で組み立てる発酵期間。
その間に幾つかの切り口を見つけ、発酵期間が終わったらスケッチを何度も書き、
「これはいける」「これは良くない」とかを繰り返し、
最終的にいけそうなもの数点をmacで作り込んでいきます。

A案
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イニシャル”O"をモチーフに、シンプルな造形で
「○○」の現代性や、クオリティ感を表現した案です。
白いスクエアは、新生「○○」の無限の可能性。
仕入れ、販売、アフターサービスまで、
さまざまな分野の専門家が結集した総合力で、
大きな"O"をつくっていく創造性を表しています。
表示色は、技術力イメージや格調をより高めるブルー。
現代的で一流感のあるシンボルです。(マーク説明文より)


B案
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イニシャル"O"をモチーフに、「○○」の創造性や、
人を大切にする、あたたかいイメージを表現した案です。
2面で構成される図形は、「○○」の建物の入口から、
夢や、家族の団欒が広がっていくことを表しています。
表示色の、個性的なターコイスブルーとオレンジの
コンビネーションには、空と大地という意味性もあり、
住まいやリゾート事業を展開する企業にふさわしいシンボルです。
(マーク説明文より)


で、決定したC案
okura.jpg
イニシャル"O"をモチーフに、個性的な造形で、
「○○」の総合力や創造性をシンボライズした案です。
ダイナミックな図形は、グローバルな発想や、
環境への意識を持ち、積極的に挑戦していく「○○」のイメージを表しています。
表示色は環境との調和を表すグリーンとブルーのグラデーション。
強いインパクトがあり、展開力にすぐれたシンボルです。(マーク説明文より)


説明文は、全く知識がない方への説得力を高めるためで、
後付けの事がほとんどです。最初からこんなに考えて作れないし、
そもそもシンボルマークには、それほど多くの意味性を盛り込める物ではありません。
B案のように、最初から「建物」と考えて作った物もあるし、
C案はスケッチ中の図形の面白さから生まれて、
それを「環境」という方向に持っていって出来上がったものです。

A案はシンプルすぎて特許庁への登録が難しいかなと思ったのですが、
意外にも商標調査の結果「問題ない」との事だったので、プレゼン提出しました。
後からCM見て気付いたのですが、ドットアール賃貸と印象がかぶってしまってたな、
と思います。

個人的にはB案が事業内容や建設会社らしい造形でイチオシだったのですが、
B案、C案で悩まれた末、C案に決定したそうです。
B案も完成度が高いので、そのうちまた「O」の仕事が来たら復活させるかもしれません。
それまでは引き出しにしまっておきます。
C案は建設現場の仮囲いがいい感じのなので、
どこかの現場で実物を見る機会があるといいな〜。

念のため。
ボツ案に関しての著作権は僕にありますので、無断使用、借用、転載はやめてください。


そうそう、特許庁で思い出した!
先日、特許庁のマークを作りませんか?との話があって、
ブランディングディレクターの方とやる気まんまんだったのですが、
デザインうんぬん以前に、いわゆる入札で負けてしまいました。
値段よりクオリティで判断して欲しかったよ・・・。


以上、タフィのおねしょ報告と、ボツ案報告でした。

March 04, 2008 02:43 PM | コメント (6)

ボツ案

画像は期間限定にしようと思います。

デザインを生業にしている方々。他人のボツ案って興味ありません?
でも、以外と有名な方々のデザイン本には、仕事のボツ案って載ってないんですよね。
若いデザイナーの方々なんかには、とても勉強になると思うんだけど・・・。
そこで「んじゃあ、有名じゃないけど自分のボツ案をブログに載せてみようか」と、
前々回ふと思い付きました。
若い方々やCIに興味のある方の参考になればと思います。

昨年春にお話を頂き、東京デザイン専門学校のブランドマークを製作する事に。
最初の2〜3ヶ月はプロデューサーとコンセプト固め、チャート製作。
実際のデザイン製作は7月に入ってから。
東京のデザイン専門学校は、桑沢以外それ程大きな特色がなく、差別化が難しい。
そこで「他校とは違う、デザイン学校に相応しいデザイン」が求められた。

シンボルマークは、会社の頭文字をモチーフにベタ1色でも対応できるような
ものばかりじゃないはず。という思いを胸に製作に入る。
スケッチを書く事約1ヶ月。
10案位の中から、プレゼン効果を考えつつコンセプトに合ったものを3点チョイス。
その3案の精度をあげていく試行錯誤の作業。

で、最終プレゼンに提出したのは以下の3案。


画像は外しました


A案
一番オーセンティックな案。
Tをモチーフにしつつ、銀行や大学のマークとは違う「デザインのあるシンボルマーク」をと思い
製作したもの。
15年前なら、印刷の手間がかかり過ぎて無理だったかも。
だって指定でこんなのできないっしょ。


画像は外しました


B案
「学校と言うのはどういう場所か?」という疑問を形にした案。
学校というのは不思議なもので、そこに集まり同じクラスになり同じ事を学び友人になるのは
単なる偶然でしかない。
でも考えているうちに、本当はそれって「必然性のある偶然」なんじゃないかな、と思いはじめまして、
その感じをマークにできないかな、と考えているうちにこの形に。
モチーフは「powers of ten」の最後、素粒子の画像。

小さな●それぞれにランダム関数プログラムして、
それが動いている一瞬をマークにしようと思いましたが、
プログラムでやっても、「どうしてもこの部分が」とか「ここの重なりが」とか
出てくるはずなので、全部手作業で置いていったら、納得できるのができるのに丸3日かかりました。
ちょつとブラウザだと見にくいけど、かなりのレイヤーと●の数で構成されています。


画像は外しました


C案
光とか水とか風とか、そういうのを頭に刷り込みできないかなと思って製作した案。
昔、第一勧銀は「♡の銀行」って言われてて、ハートは商標として認められないんだけど
♡の銀行ってイメージは、十分一般に浸透していたと思います。フェラーリの赤とかもそう。
その考え方を広げて、本物の水=TOTO、とか、光=松下電工、風=日産自動車とか、
物を見た時、感じた時、その人や企業がイメージできるようになったら
凄いアイデンティティだな、と・・・。
実際難しいので、まだこういう形でしか作れませんでしたが。

マークに光を感じさせる事で、「光=一番早く到達する=目標に一番早く到達できる学校」
そんなキーワードと共に展開できればな、と思っていました。

3案全てにアプリケーション3種のデザイン案と、モノクロ表示の際のサンプル、
壁面サインのカンプと、和文/英文のロゴタイプを製作してプレゼン。
決定までかなり難航したようですが、最終的に選ばれたのはB案。
理由は僕には分かりません。求めていたものがそこにあったのでしょう。
僕もB案がいいと思っていたので、納得できる結果でした。

この後アプリケーション製作に入りましたが、そこは別に特筆するような出来事はありません。
決定したB案を使って、一番効果的と思われるものを製作するという当たり前の作業です。

結論として、この仕事が終わってますますCIやVIの仕事が好きになりました。
CIって地味で面倒で単調、と考えていた時期も10年程前確かにあったのですが、
その地味な仕事に何となくまた可能性を感じたからです。
掘り尽くされたような場所でも、考えればまだできる事は色々あるんだな、と。

「まあ、そんな大したデザインでも仕事でもねぇだろ」とか思った方々。長々と大変失礼しました。
他人のボツ案、楽しいよね。
そのうち、色んな人のボツ案ばかり集めた本とかでないかな。
「うわー、これ酷いな」とか言いながら見ると楽しそう。

デザインの事書くと言った手前、やってみましたが本気で書くと疲れます。
あ、あと誰が見るか分からないので念のため。
ボツ案に関しての著作権は僕にありますので、無断使用、借用、転載、パクリはやめてください。

週末報告
ひさびさに朝の9時まで飲みました。
デニーズで隣の席のファミリーに白い目で見られながら・・(w

February 09, 2006 03:17 PM | コメント (7)

下北の一夜

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タフィー凛々しいわ~、女の子だけど。
日曜の夜に、以前在籍していた会社の後輩2人と、そのうち1人の彼女、
計4人で下北でご飯を食べました・・。

後輩の1人は、このブログ作るのを手伝ってもらったO君なのですが、彼曰く
「swingpool(もちろん本名)さんのブログは、ワンコの事ばかりですよね。それもいいですけど、
もっと"現在のデザイン界を鋭く斬る!"ような事書いてくださいよ!いい歳して犬なんかにうつつを
ぬかしてるんじゃねーよ、このへっぽこデザイナーの黄色い豚野郎が!!」とはっ!させられるような
御指摘を受けましたので、ぼちぼち何か書こうと思います(笑)

・・・。何を書けばいいかなぁ。

August 16, 2005 10:49 PM | コメント (0)